展示総数600点越え&過去最大規模に感涙必至!「美少女戦士セーラームーン」の大展覧会が開幕【PR】

2022.7.13 UPDATE!!

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漫画だけで終わらない!無限に広がる“セーラームーンワールド”

雑誌「なかよし」での連載開始後まもなくスタートしたのが、アニメーション放映だ。1992年3月にアニメ「美少女戦士セーラームーン」第1回が放送されて以来、「セーラームーンR」「~S」「~SuperS」「~セーラースターズ」と続き、2000年代になると「~Crystal(クリスタル)」「劇場版 ~Eternal(エターナル)」、さらには来年公開予定の最新作「劇場版 ~Cosmos(コスモス)」まで、複数回にわたってTVアニメや映画化がなされている。それらをコレクションしたのが「アニメシリーズの部屋」。

アニメーションの歴史を振り返るパネル展示ルーム
アニメーションの歴史を振り返るパネル展示ルーム


30年もの間に生み出されてきたアニメシリーズの設定資料や絵コンテなど、普段は見ることができない展示も多く、またアニメ技術の進化をも目にすることができる貴重な機会となっている。

「決定稿」に至るまでにどれほどの修正や調整があったのだろうか…。絵コンテに書き込まれた細かいメモまでじっくり読むと、また感慨深い
「決定稿」に至るまでにどれほどの修正や調整があったのだろうか…。絵コンテに書き込まれた細かいメモまでじっくり読むと、また感慨深い


興奮度がさらにアップするのが、セーラームーンのグッズ展示コーナー「グッズの部屋」。当時の少女たちの心をつかんだムーンスティックなどのなりきりアイテム、時代と共に変遷をたどるフィギュアがズラリ!そのほか、大人になっても使えるコスメや文具、ウエディングドレスに至るまで、過去と現在を行き来しながら、来場者が楽しめる構成になっている。

ウェディングドレスやタキシード、コインを入れると動き出す月形の幼児向け乗り物など、30年の歴史を濃密に堪能できる
ウェディングドレスやタキシード、コインを入れると動き出す月形の幼児向け乗り物など、30年の歴史を濃密に堪能できる
「私も部屋にフィギュアを飾っていました!」とまあみさんも懐かしそう
「私も部屋にフィギュアを飾っていました!」とまあみさんも懐かしそう



さらに進むと、漫画やアニメと並ぶ「セーラームーン」の魅力のひとつ、ミュージカルに関するコーナーが。「ステージの部屋」では、ミュージカルやショーで実際に使用されていた貴重な衣装が展示されている。服装ひとつとっても歴史を感じられ、とても見応えがある。

武内氏も「セーラームーン」のミュージカルは大好きだそう
武内氏も「セーラームーン」のミュージカルは大好きだそう


感動指数MAX!美しすぎる水彩画展示にしばし陶酔…

本展でもっとも見てほしいのが、カラー原画展示「セーラー・クリスタル・ギャラリー」。会期は3期に分かれており、展示するカラー原画が期ごとにすべて入れ替わる。展示原画はすべて水彩画で、今回武内氏が全作品に細かい修正を加えているそう。戦士たちの髪の毛や衣装、背景に至るまで、なんとも繊細なタッチと色づかいが素晴らしく、美しさが際立っている。連載当時の原画で今回初展示されるものや、本展のために描き下ろした新作原画を含む過去最大規模の展示は必見!

天井を見上げると月の飾りが。会場の装飾にもこだわりが見られ、クリスタルが降り注ぐような幻想的な空間に
天井を見上げると月の飾りが。会場の装飾にもこだわりが見られ、クリスタルが降り注ぐような幻想的な空間に


原作担当編集の講談社・小佐野文雄氏によると「展示原画の中には30年前のものもあり、退色や劣化は止められないため、今回が最後の展示になる可能性もある」とのこと。「展示作品が入れ替えられるタイミングで、3回は絶対に見に来ないと!」と、まあみさんも複数回来る気満々。

1992年〜1997年の月刊『なかよし』の表紙や扉絵を集めた壁面も。表紙とカラー原画を見比べるのもおもしろい
1992年〜1997年の月刊『なかよし』の表紙や扉絵を集めた壁面も。表紙とカラー原画を見比べるのもおもしろい
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