
京都鉄博の扇形車庫に「きかんしゃトーマス」がやってきた!お披露目イベントを親子でレポート
2025.5.2 UPDATE!!
原作絵本出版80周年を迎えた「きかんしゃトーマス」が、京都鉄道博物館の人気エリア「扇形車庫」に4年ぶりに登場。機関車が並ぶ車庫にトーマスも一緒に並んだり、転車台に乗ってぐるりと回ったり、おしゃべりしたりと、見逃せない瞬間がいっぱいだ。そんなトーマスのお披露目イベントを秀実ママとりくくん親子がレポート!

4年ぶりに扇形車庫にやってきたきかんしゃトーマス
トーマスが初めて京都の扇形車庫にやってきたのは、2021年の秋。あれから4年、きかんしゃトーマスの原作出版80周年というメモリアルイヤーに、再びトーマスが京都にやってきた!
日本でのマスターライセンスを保有する株式会社ソニー・クリエイティブプロダクツの渡辺創さんは「今日はお天気も良くて、トーマスはとてもうれしそうな表情をしていますね。『きかんしゃトーマス』は1945年にイギリスで出版されて80周年を迎えます。今も世界中の子どもたちや親御さんに親しまれ、夢を与えながら走り続けています。2023年には、ここ京都鉄道博物館を舞台に、完全オリジナルの原作絵本が出版されて、とても大切な場所にもなっています」と話す。

京都鉄道博物館の館長、前田昌裕さんは「当館は4月29日に開館から9周年を迎え、同じタイミングで『きかんしゃトーマス』をみなさまにお目にかけることができたことを、大変うれしく思っています。日本全国、さらには大阪・関西万博にいらっしゃった世界中の方々にも見に来ていただけたらと思っております。実際におしゃべりしたり、クイズを出したりするところも見どころです。ぜひ京都鉄道博物館で体験いただけたらと思います」と語った。
聞けるのはここだけ!トーマスがおしゃべり&クイズを出題
いよいよトーマスのお披露目タイムがやってきた。会場に入ったときからテンションが高かったりくくんは、さらに大興奮。回転台に乗ったトーマスを見て「大きい~」と指をさし、目が左右に動くのを見て楽しそう。


転車台でぐるりと回転を始めたトーマス。ごきげんのりくくんだったが、途中、急に「はずかしい~」と秀実ママに抱きついた。その理由はなんと、トーマスと目が合ったからだそう!

続いて、トーマスは汽笛を鳴らして会場のお客さんにご挨拶。「今日は京都鉄道博物館でみんなに会えてとってもうれしいよ!」と話し始める。トーマスのおしゃべりの中で「ソドー島の仲間クイズ」も登場し、物語に出てくる場面やキャラクターの名前、出会いのエピソードなど、トーマス自らがクイズを出してくれた。
自己紹介やクイズなどのおしゃべりで楽しませてくれるトーマスを見られるのはここだけ!クイズは4種類あるので、ぜひトライしてみよう(内容は日によって変更)。
演出は3パターンあり、期間によって異なる。回転台での展示は10時~16時、おしゃべりは各日11時・14時、所要時間は約15分で、自己紹介だけの日もある。詳しくは、おでかけ前に京都鉄道博物館公式サイトをチェックして。

前述の渡辺さんの話にあるように、「きかんしゃトーマス」の物語には日本発の完全オリジナルストーリーの絵本「トーマス、きょうとへいく」があり、舞台は京都鉄道博物館。まるでその絵本から飛び出したように、扇形車庫には機関車がずらりと並んでいる。
お披露目があったこの日はその中から「C62 形」が登場。トーマスは、この機関車のニックネームやどんな活躍をしたかなどを紹介してくれた。博物館には23両もの機関車があるそうだ。

トーマスのおしゃべりが終わり、イベントも終了。「トーマスに会えてうれしかった!」と、終始ご機嫌のりくくんだった。秀実ママも、「大きいトーマスを見たのは初めてで、回転する場面も迫力がありました!りくに見せてあげられて良かったです」と振り返った。

帰りに、扇形車庫のすぐ側にある遊具に寄り道したりくくんと秀実ママ。列車モチーフの遊具がたくさんあるのも、ここならではだ。りくくんは、500系の新幹線の遊具に駆け寄りエンジョイしていた。


転車台での回転やおしゃべりなどで存分に楽しませてくれるトーマス。この機会にぜひ、リアルなトーマスに会いに行ってみて!期間は2026年1月12日(祝)までとなる。
また、京都鉄道博物館では2025年5月6日(振休)まで、本館2階の企画展示室で「きかんしゃトーマスの世界展 ~はたらく機関車たちのおはなし~」を開催中。80周年を記念した展覧会で、原作絵本やテレビアニメの歴史や変遷を見ることができる貴重な機会となっているので、合わせて見に行くのもおすすめだ。【ウォーカープラス/PR】
取材・文=田村のりこ
写真=山田絵理
(C) 2025 Gullane (Thomas) Limited.
※小雨決行、荒天中止、また、扇形車庫エリアの作業により中止する場合もあります。その際は京都鉄道博物館公式サイトやSNSにて告知されます。
※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。
■扇形車庫にきかんしゃトーマスがやってくる
会期:開催中~2026年1月12日(祝)
会場:京都鉄道博物館 扇形車庫
観覧料:無料
※要・京都博物館入館料
一般 1500円
大学生・高校生 1300円
中学生・小学生 500円
幼児(3歳以上) 200円
公式サイト:https://www.kyotorailwaymuseum.jp/