賀来賢人＆ジャルジャル後藤が『映画 きかんしゃトーマス』の舞台挨拶に登場！トーマスに花見スポットを教えるも「線路がないんだよなぁ…」

俳優の賀来賢人とお笑い芸人ジャルジャルの後藤淳平が3月27日、新宿バルト9で行われた『映画 きかんしゃトーマス おいでよ！未来の発明ショー！』の公開記念舞台挨拶に登場。おすすめの花見スポットや新生活のスタートに向けて友達作りのコツを教えてくれた。

今回2人が演じたのは、ソドー島にやってきた世界最速の超特急ケンジ(声：賀来)と、悪だくみに巻き込まれてやってきたサニー(声：後藤)。同イベントでは、賀来賢人と後藤淳平、さらにトーマス(声：比嘉久美子)が、トーマスのテーマ曲に合わせて舞台に登場した。

「たくさんのお友達に会えてとってもうれしいよ」というトーマスの挨拶に、「子供がすごいびっくりした顔で見ていましたね(笑)」と、子供たちが見せたリアクションに顔がほころぶ2人。当日の模様は、全国52劇場のイオンシネマでライブ中継され、それぞれの会場からも多くのファンが見守った。

さらに、「こんにちは。ケンジ、サニー。また会えてうれしいよ」と喜ぶトーマスに対し、後藤が「僕ら、ちょっとむき出しですけれど(笑)」と、キャラの中身であることをアピールして、爆笑の中イベントがスタート。

ともに父親同士の2人は「親子で楽しめる映画に出させてもらえたことがうれしい」とのこと。トーマスとの印象深いエピソードについて聞かれ、「本物のトーマスだ！」という最初の出会いを印象深く覚えているという賀来。「僕はずっとトーマスを見ていたからね。感動しました」と話した。一方の後藤は、「トーマスと並走したというのは、最高の思い出ですよ。なかなかトーマスと並走できないですから」と、トーマスと一緒に走ったことも一生の記念になったそう。

そんな話を聞いたトーマスは、「ケンジは最初会ったとき、初めて見る独特のボディだったから、ちょっとだけびっくりしたんだ。でもすぐ仲良くなれたんだけどね。映画の後半では、僕たち、ものすごい追いかけっこをしているから、そこも楽しんで欲しいな」と見どころをアピール。

さらに、「そういえば、サニーも走り出して止まらなくなっちゃたよね？2人とも、競争するのがよっぽど好きなんだね(笑)」と映画でのシーンを回想するトーマスに、2人は苦笑い。

イベント当日が桜の日だったため、「桜が一番きれいな場所を教えてほしいな」というトーマスのお願いに、賀来は「新宿御苑。あそこは桜がたくさん咲いて気持ちがいいから、僕も何回か春にピクニックした思い出があります。あ、でも線路がないんだよなぁ…(笑)」と場内を笑わせた。

後藤は、「母校の関西大学の桜が綺麗なので、トーマスには関西大学に行ってもらいたい」と関西の桜スポットを提案。ただ、どちらも線路がないため、劇中に登場する「“ぶっ飛びブースター”が必要になりそう」と盛り上がった。

また、新生活のスタートということで新しい友達を作るコツについて聞かれると、賀来は、「『入〜れ〜て』と『いい〜よ』の一歩が踏み出せれば、すぐ友達ができる気がする。そのひと言がすごく大事だと思います」と、気持ちを言葉で伝えることがコミュニケーションの第一歩だと語った。

後藤は、「自分から勇気を持って声をかけることが大事だと思います。僕は大学時代、待ってばかりでタイミングを逃してしまい、友達作りの1歩目をミスったので、4年間おとなしい系になっちゃった…(笑)」と大学時代の失敗談を披露。ときおり客席にも話しかけながら、和気あいあい、ほのぼのとした雰囲気の中イベントは終了した。

「トーマスは、さりげなく仲間の大切さなどの基本的なことを教えてくれる作品。子供たちにも映画に没入してもらって、何か持って帰ってもらってもらえたらうれしいです」と賀来。後藤も「どんな些細なことでも挑戦するという大切さを感じ取ってもらいたい」と語った。

「きかんしゃトーマス」には非認知能力を伸ばす可能性があると考えられていて、映画を見たあと子供と会話をすると、創造性や粘り強さ、意欲など、測定できない個人の能力が育まれるそう。ぜひ観賞後に試してみて。

『映画 きかんしゃトーマス おいでよ！未来の発明ショー！』は、全国の映画館で大ヒット公開中。ケンジとサニー、そしてトーマスたちの活躍を応援しに、スクリーンへ出かけてみて。

写真＝阿部昌也
取材・文＝北村康行

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