都内で大自然サイクリング!?魅力いっぱいの檜原村で遊ぼう

2020.03.25

自然環境や歴史、文化など、地域固有の魅力を観光資源として活用するエコツーリズムが各地で盛んに展開されている。どちらかといえば地方という印象の強い取り組みだが、都心から50キロほどの、それも東京都内で体験できることをご存知だろうか。その場所が西多摩地域にある檜原村(ひのはらむら)だ。都心からでも気軽に参加できて自然を満喫できるというエコツアーを、檜原村の魅力とともに紹介しよう。

村を元気にするエコツーリズム

JR五日市線の終点である武蔵五日市駅からさらに西へ、林の中を通るくねくね道を車で20分ほど走った先に檜原村がある。景色はがらりと変わり、見えるのは緑色の山ばかり。それもそのはず、村の大部分は「秩父多摩甲斐国立公園」の中にあり、総面積の93パーセントが森林という地域なのだ。

村にはハイキングをするのにちょうどよい標高の山があって、その谷あいを流れる川に沿ってキャンプ場が点在。都心からアクセスしやすいアウトドアフィールドとして知る人ぞ知る場所と言えるだろう。

しかしこの数年は自然を求めて檜原村を訪れ、リピートする人が少しずつ増えているという。これまで見過ごされていた村の価値を再発見し、観光資源として活用するエコツーリズムがじわじわと盛り上がりを見せ始めているのだ。

有名観光地にも負けない檜原村の魅力

村の魅力にスポットを当ててストーリーのあるエコツアーを作るために欠かせないのが、企画から運営までを担うガイドの存在。その一人がサイクルロゲイニング大会やレンタサイクル、サイクリングツアーなどで檜原村のサイクリング環境を盛り上げる活動を行う「ひのはらいど」の中心人物である、通称ジンケンさんこと神野賢二さんだ。

「東京なのにこんな大自然があって、みんながイメージしている東京と全然違うものが見られるのが檜原村です。山の上に行けば素晴らしい景色が見られますし、下ってくれば谷底を流れるきれいな川も楽しめます。そうした大自然と一緒にある人々の暮らしに触れられるという意外性も、ここを訪れる人には魅力だと思います」。かくいうジンケンさん自身は、そんな檜原村に惚れ込んで7年前に村民となった移住者。有名観光地のようにわかりやすいスポットばかりではないが、村内には知る人ぞ知る面白いスポットが点在しており、それをつないで日帰りで一日遊べるのが東京近郊の村ならではのエコツーリズムの魅力なのだそうだ。

自然を感じながらのマイペースな観光は自転車だからこそ!

「ひのはらいど」で常時利用できるのが、電動アシスト自転車のレンタサイクルだ。気に入った景色を見つけて止まったり、川の音を聞きながら走ったりと、移動の途中も楽しめる自転車は、村内をマイペースで観光するのに最適な交通手段だという。

村内は坂道が多いものの電動アシストの強力なサポートがあるので、普段あまり運動しない人でも安心してサイクリングを楽しめる。「絶対に無理って思うような急な坂でも、足を軽く回しているだけで登っていけます。電動アシスト自転車に初めて乗る人は楽しくて笑っちゃうと思いますよ。体験として面白いので、ぜひ上り坂に挑んでほしいですね(笑)」と、ジンケンさんから頼もしいコメントも。サイクルステーションでは自転車のほかにヘルメットなどのギアもレンタルできるので、利用時は手ぶらでOKだ。

オリジナルマップを参考に好きなコースを満喫!

「ひのはらいど」のレンタサイクルには、さらにもうひとつ秘密がある。出発前に受け取るオリジナルマップには、ジンケンさんが中心になって設定した4つのサイクリングコースが解説付きで紹介されている。(1)山の尾根から村や都心、大岳山(おおだけさん)などの眺望を楽しみながら周回するコース。(2)高さ100メートルの巨大な岩の間を渓流が流れる神秘的な光景が見られる人気のパワースポット「神戸岩(かのといわ)」へ行くコース。(3)自転車以外ではアクセスが難しい「天狗滝」などを見られる滝を巡るコース。そして、(4)一日かけて山里の風景を楽しみながら村を周回するロングコース。

その中から時間や体力と相談してお好みのコースを選んで、村内のおすすめスポットを巡ることができるのだ。さらに、季節ごとの見どころや難易度などをサイクルステーションのガイドに尋ねれば、ぴったりのサイクリングを計画できるだろう。

「ひのはらいど」では不定期ではあるがガイド付きのサイクリングツアーも開催。こちらは滝壺に飛び込んだり、廃校を巡ったりと、よりディープに楽しめる企画が用意されている。「自分たちだけでサイクリングするのは不安」という人は、企画ツアーをチェックしてみよう。

まだまだある多摩地域でできる遊び

次の週末は都心の喧騒を離れてのんびり過ごしたい。そんなときは、ちょっと足を伸ばすだけで東京の別の顔に出合える多摩地域に出かけてみてはいかがだろう。自然があふれる西多摩、文化の香りが漂う北多摩、田園都市の風景がある南多摩など、それぞれに特徴のあるエリアが広がり、わさび採り&山菜摘みやトレッキングといったエコツアーを体験できる。そんな体験などを紹介している「アソビュー!」、西多摩地域におけるシェアサイクル事業「東京渓谷サイクリング」、多摩地域と島しょ地域の観光情報サイト「TAMASHIMA.tokyo」などを参考に、知られざる東京体験を満喫しよう。【ウォーカープラス/PR】

「NATURE TOKYO EXPERIENCE」とは

豊かな山々に囲まれた多摩、青空と海が広がる島々。日本の中心都市の顔とは違った、“東京の自然”という今までにない魅力を感じることができる多摩・島しょエリアに着目し、体験型・交流型の新たなツーリズムを開発する事業を応援するプロジェクト。(協力/公益財団法人東京観光財団)

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