標高1200メートルにあるのは“日本一の星空”!天然のプラネタリウム体験へ

秋から始まった恋は長続きする。こんな恋愛訓どおり、一昨年の10月に付き合い始めたふたりは2度目の冬を迎えた。トヨタの新型コンパクトSUV「RAIZE(ライズ)」に乗って2時間、暖冬の影響で昨冬に比べると雪は少ないが、目的地に近づくにつれて“冬気分”は高まっていく。次第に冬が色濃くなっていく道を、軽快に走り抜ける。

「SUVは車高が高いから横揺れが気になったりするものだけど、RAIZEはすごく安定してる」と満足そうな彼

「SUVは車高が高いから横揺れが気になったりするものだけど、RAIZEはすごく安定してる」と満足そうな彼

エンジン音が静かな車内、2人の雰囲気は見てのとおり。「RAIZEは走行中のロードノイズも少ないから、前より会話が増えたよね」

エンジン音が静かな車内、2人の雰囲気は見てのとおり。「RAIZEは走行中のロードノイズも少ないから、前より会話が増えたよね」

コンパクトSUVなのに広い車内は、長時間のドライブでもストレスフリー。ドライバーにも同乗者にも使いやすく、快適なサイズ感だ。防音性にも優れているので、会話も弾んでいるよう。

ふたりが今向かっているのは、長野県阿智村。標高1200メートルの山間に位置する同地域は、環境省が実施した「全国星空継続観察」で、星が最も輝いて見える場所に認定された“日本一の星空”スポット。その中にある、2019年度グッドデザイン賞を受賞した「浪合(なみあい)パーク」を目指しクルマを走らせる。

「日本一の星空って、最高にワクワクする単語の組み合わせだよね(笑)」と口をそろえるふたり。果たしてどれほどの美しさなのか?と、これを読んでいる人はイマジネーションを膨らませていることだろう。

浪合パークに着いたふたり。「結構雪が積もってるね!今年初雪だ!」とテンション高め

浪合パークに着いたふたり。「結構雪が積もってるね!今年初雪だ!」とテンション高め

高速を降り、雪道を走って20分ほどで浪合パークに到着。クルマを停めると、さっそく雪だるまを作りだした。「葉っぱだけだと表情が作れない!」「ヤバ、この顔ウケる~(笑)」と、今年初めて雪を触ったふたりは大はしゃぎ。

周囲に落ちていた葉っぱと枝を駆使して、雪だるまの完成!

周囲に落ちていた葉っぱと枝を駆使して、雪だるまの完成!

いつの間にか日も暮れはじめ、今宵のハイライトに向けて準備開始!両側リヤシートを倒し、シートバック面からデッキボード、バックドア開口部までほぼフラットな奥行きを確保して積み込んだ、長さ120センチ超の望遠鏡の積み下ろしもラクラク。(※浪合パークでは望遠鏡のレンタルも可能)

使い勝手のいいシートアレンジに、彼女も笑顔。「長い荷物も積めて助かるね」

使い勝手のいいシートアレンジに、彼女も笑顔。「長い荷物も積めて助かるね」

時刻は午後5時45分。空にほんのりとした青みの残るトワイライトタイムも終わり、“日本一の星空”への期待感が高まっていく。一番星の金星が輝きはじめると、そこから一気に冬の星空が現れる。

コンパクトSUVながら、力強いデザインが魅力のRAIZE。暗闇でも存在感抜群だ

コンパクトSUVながら、力強いデザインが魅力のRAIZE。暗闇でも存在感抜群だ

施設内でランタン、焚き火セット、チェアなどをレンタルし、歩いて星空鑑賞できるスペースへ向かう。辺りは真っ暗、物音ひとつしない静寂な環境だ。

ランタンを持って鑑賞スペースへ。「寒いけど、空気が澄んでいるのが息を吸うたびにわかるね。なんだか神聖な気持ちになる」

ランタンを持って鑑賞スペースへ。「寒いけど、空気が澄んでいるのが息を吸うたびにわかるね。なんだか神聖な気持ちになる」

雲ひとつない冬晴れの今夜は、星空鑑賞にうってつけ。文句のないコンディションだ。オリオン座の1等星ベテルギウスと、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンを結んでできる大きな三角形“冬の大三角形”も、はっきりと確認できる。目視できる星の数が多すぎて、星座がわからなくなるほど。

空を見上げると、視界いっぱいに満点の星空が広がる

空を見上げると、視界いっぱいに満点の星空が広がる

「わぁ、これは……想像以上だね」とふたりとも星空に見入る

「わぁ、これは……想像以上だね」とふたりとも星空に見入る

空を見上げると360度、星が夜空の全面に輝いている。豊かな自然が残り、空気の澄んだ地だからこそ見える星空に、ふたりはしばし言葉を失っているよう。

望遠鏡を覗きこむ彼女。「プラネタリウムと同じくらい星が見える!感動!」

望遠鏡を覗きこむ彼女。「プラネタリウムと同じくらい星が見える!感動!」

望遠鏡を使って星空を眺めると、肉眼で確認できる星空とは違う驚きと発見があるようで、「あれはオリオン座だよね。三つ星を結ぶ線を左下のほうに伸ばすとあるのが……おおいぬ座のシリウスだ!オリオン座のすぐ右上に明るく輝く1等星アルデバランがおうし座の目印だったはず!」と彼女。楽しそうな彼女を見て、彼もうれしそう。

「俺、焚火好きなんだ。炎っていつまでも見ていられる」とうっとりと焚火を見つめる彼

「俺、焚火好きなんだ。炎っていつまでも見ていられる」とうっとりと焚火を見つめる彼

現在の気温はマイナス1度。例年に比べると穏やかだと聞くが、やはり寒いものは寒い。レンタルした焚火セットを使って、彼が火を起こす。すぐに燃え上がる火、立ち込める薪の匂いに癒されるふたり。

「来てよかった。ココが“日本一”のわけがわかったね!天気にも恵まれてよかった」と彼女

「来てよかった。ココが“日本一”のわけがわかったね!天気にも恵まれてよかった」と彼女

チェアに座りながら鑑賞を続ける。「先生、あの星は?解説をお願いします!」と彼

チェアに座りながら鑑賞を続ける。「先生、あの星は?解説をお願いします!」と彼

「わ、すごい!雲が消えて“冬のダイヤモンド”が見えてきたぁ!」と彼女。

「冬のダイヤモンド?」と彼が尋ねると、「1等星が作る六角形の星で、一番明るいのがあそこにあるおおいぬ座のシリウス。そこから時計回りに、こいぬ座のプロキオン、ふたご座のポルックス、ぎょしゃ座のカペラ……(以下続く)」と、目を輝かせて説明する彼女。

「幸せだねぇ」と口をそろえるふたり。ゆったりとした時間を楽しむ

「幸せだねぇ」と口をそろえるふたり。ゆったりとした時間を楽しむ

浪合パークでは星空鑑賞会のほか、プラネタリウム解説者の“星兄”による「星兄爆笑星空解説」、専門写真家による「星景写真講座・撮影会」も実施中。今回、星兄による星空講座も行ってもらった。

青いレーザーで星を指しながら解説してくれる。「“爆笑できる星空解説”は、日本でココだけですよ(笑)」と星兄

青いレーザーで星を指しながら解説してくれる。「“爆笑できる星空解説”は、日本でココだけですよ(笑)」と星兄

星座好きの彼女と、星のプロフェッショナルの星兄は意気投合。満天の星空を眺めながら、大いに会話が盛り上がる。浪合パークに来たらぜひとも、星兄の星空解説も楽しんでほしい。

日本一の星空を堪能したふたりは、再びクルマに乗り込み帰路へ。RAIZEのセンターオープントレイにはLED照明が付いているので、暗闇でも置いたものが見える。夜のドライブには非常に助かる機能だ。

リラックスしながら星空鑑賞したあとなので、目に優しいLEDライトがうれしい

リラックスしながら星空鑑賞したあとなので、目に優しいLEDライトがうれしい

都会では、街の光やガスのせいで見ることが難しい星。満天の星空を見に、ぜひ出かけてみてほしい

都会では、街の光やガスのせいで見ることが難しい星。満天の星空を見に、ぜひ出かけてみてほしい

「さぁ、出発するよ。名残惜しいけど、また来ようね」とエンジンをかける彼。

「うん、今度は夏の星座を見に来よう!」彼女が窓の外を見上げると、“日本一の星空”がふたりを見送っているのだった。

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