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“ナカのひと”はこんな人! グランスタの裏話をちょっとだけ

1日でおよそ44万人もの人が利用する東京駅。グランスタ、グランスタ丸の内は、駅の地下に広がるエキナカ商業施設としてすっかりお馴染みの存在だ。巨大な施設の開発となれば当然、運営する株式会社鉄道会館のプランニングやプロモーションに関わるスタッフも大人数……と思いきや、主要メンバーはたったの4人! 事実に驚きつつ、普通は気にもしない、知ることもないグランスタ開発の裏話を、ナカのひとに聞いてみた。

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周囲の視線をこれっぽっちも気にすることなく堂々と、むしろ前のめりにポージングを決めるグランスタの“ナカのひと”たち。グランスタの愛すべきマスコットガール、「ふくらむちゃん」も一緒にパチリ

「楽しい仕事が、楽しい場所を生むんです」

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2016年の第1開業とともに現れ、今年4月の第2期開業と同時にグランスタのプロモーション活動の先頭に立っているふくらむちゃん。駅構内の各所で“ふくらむちゃんとシティーボーイのデート”をコンセプトにしたポスターやデジタルサイネージを目にした人も多いはず

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派遣社員でありながらマスコットガールを努めるふくらむちゃんを最も溺愛していると思しきナカのひとが、販売促進グループ・宣伝プロモーション担当の島田綾乃さんだ。メディア対応はもちろん“グランスタのイメージ作り”が主な仕事ゆえ、ふくらむちゃんの誕生に深く関わり(知っトク!グランスタ/ARCHIVESをチェック)、ふくらむちゃんの彼氏・シャビエル君のオーディションにも立ち会った。「もはや母親の気持ちです。シャビエル君を採用した決め手ですか?そうですね、ふくらむちゃんが楽しそうに笑って見えたことですね(真顔)」。

「日本中の商業施設を見て回りました」

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場所によって高さが異なる天井や通路の勾配は、東京駅の本分が鉄道駅だから。ゆえに、新規商業施設にはない開発の苦労があったりする

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多くの人が利用する東京駅は立地として申し分ないが、だからといってどんなショップでも良いというわけではない。コンセプトに合った“出店して欲しいショップ”を洗い出し、ひとつずつ提案していくのだ。現状で46ショップ、最終的に55ショップを擁する今回の開発だが、業態開発グループ・全体MDプランニング/リーシング担当の森嶋晶子さんと菊田 譲さんは、そのすべてを担当した。まずはウン百という候補リスト作りから開始。気の遠くなるリーシング(出店交渉)を見事完遂した2人は同時に、店舗レイアウトも担当。決定までに費やした時間はなんと、聞いてびっくりの約2年以上! もしかして仕事が遅い人!?

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什器の高さや商品の見え方に気を配って決定した新しいグランスタの店舗レイアウト

「既存の駅舎を活用した開発のため、セオリー通りの店舗レイアウトとはいかず課題が山積みで、これは困ったなと。でも、ひとつひとつの課題に対して、手探りでやるしかない。日本全国の有名な商業施設はもちろん、博物館や公園など、人が集まる場所へ視察に行きました」(森嶋さん)。

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何気なく歩いている通路の幅にも苦悩が隠されていたとは!

「振り返って見ると初めの1年くらいの間、レイアウトに取り憑かれてたなって思います。ランチを食べに行ったはずなのに、ここの天井の高さは、ここの通路の幅は……とか、そっちにばかり目が向いてしまって。どこに行ってもずっと変な人状態でした」(菊田さん)。

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ショップ内に通路が入り込み、ひとつのショップに入ればゾーン全体を歩き回れる作りになっている

“狭い空間をいかに開放感のある空間に見せられるか”。2年がかりで見出した最適なレイアウトは、「駅を利用する人が自然と立ち寄りたくなる空間にしたい」という思いの結晶なのだ。

ナカのひとに一問一答

Q.ずいぶんこじんまりとしたチームですね?
A.設備や開業準備の部分まで含めればもっといます。でも、MDプランニングとプロモーションのチームとしてはこの4人だけ。新しいグランスタを作るなら、新しい体制でやろう!ということで、販売促進と業態開発がこれまでにないほど濃密なタッグを組んできました。

Q.新しいグランスタって何ですか?
A.乗り換えや寄り道でも利用してもらうために、コスメや雑貨のショップを展開したことです。グランスタといえば、それまではお土産やお弁当のイメージでしたから。

Q.エキナカなのに斬新ですよね
A.社内で最初にプレゼンした時の、上層部の方たちの表情は印象的でしたね。「コスメ?雑貨?寄り道?」みたいな。何度も説明して理解してもらいました。

Q.グランスタのコンセプト「広がる東京駅時間」はチームで考えたとか
A.担当から社長まで、半年ほどウンウン唸りながら出した、たくさん案の中のひとつです。新しいグランスタをよく表現できていると思います!

Q.他にどんな案があったんですか?
A.「明日の私に届けたい… My Favorites」とか「洗練!新ミックススタイル」とか。これ以上は勘弁してください……。

「いつもムスクの香りをさせていたい」

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コスメの専門店が多いのもグランスタならでは。メイク用品はさておき、男性も使えるスキンケアアイテムが多い

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グランスタ内の甘い物に精通することから、一部で“スイーツ王子”の異名をとる販売促進グループ・PR担当の森下大輔さん。メディア対応の筆頭格として業務をこなしているうちに、気づけばコスメの魅力に開眼したという。

「メディアの方が取材に来られた時に、自分も試すことがままあるんです。化粧ではなくて、スクラブとかなんですけど、これが試してみるとまぁ気持ちよくて。肌がツルツルになると気分がアガるのは、女性も男性も一緒だと思いますね。こうして経験しておくことも、PR担当として必要なことですから」。

噛むことがない滑らかなトークのせいで、会話に挟むジョークが伝わらないこともめずらしくない真のPRマン。「いつもムスクの香りをさせていたい」の言葉もジョークなのか定かでない。

8月末に控える“ひとまず”のゴール

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新エリアには毎日の食のレバートリーを広げるイートイン、グロサリー、デリなどがコンパクトにまとまっている

新しいグランスタはこの8月末に、9ショップが新たに加わる第4期開業を予定。2016年7月にスタートした開発が、全55ショップのオープンでゴールを迎えることになる。が、もちろん、そこでおしまいではない。愉快で真面目なナカのひといわく、「“進化するエキナカ”としてまだまだ成長していきますよ!」とのことだ。

                    

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